人手不足に泣く

つい先ごろ、大手アパート会社の工事不良が発覚し、大問題になりました。

保証期間が切れていても、手抜き工事が認められるが直しの手数料など保証はされます。とはいえ、これは売主が存続している場合。売主が存続していても、手抜き工事と認められるまで裁判などで時間がかかりますし、売主が倒産などで消えていたら、どこに補償を求めればいいのかさえわからなくなってしまいます。

その上、建物の不良が発覚すれば居住者に立ち退いてもらわなければならなかったり、入居者を募集できなかったりします。

家賃収入が期待できなくなるのです。

工事不良が発覚する前に何とかしたい。欠陥住宅を掴まないようしたい。

欠陥住宅、工事不良が増えたのは、東日本大震災の復興事業、オリンピックの建設ラッシュ、建設職人の高齢化とさまざまな要因から起こった人手不足が関係しています。

すでに人手不足により、住宅やオフィスビルの工期の遅れも目立つようになりました。

建築作業員は肉体的な負担も大きく「3K」と呼ばれ、若手のなり手も非常に少ない仕事だといいます。

そこにまた、彼らを監督する監督人も不足してしまっており、質の低下を呼んでいます。

さらに、個人の住宅、いわゆるマイホームは、家主の思い入れからも、現場に足を運ぶことも多く、作業員とのコミュニケーションを取っていることも多いようです。

反面、アパートなどの投資物件はどうでしょう。

工事現場に足を運ぶ個人投資家はあまりいないようです。

投資をすることと、建物の品質を気にかけることとが、結びついていないのかもしれません。

工事不良を防ぐには、投資家(家主)がまめに工事現場に足を運ぶか、専門家などを雇って、工事現場を見守って欲しいところです。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です